みんなのレチナ～近視の硝子体手術～

セミナー概要

2024年11月14日（木）17:20 - 18:20

みんなのレチナ～近視の硝子体手術～

座長：門之園 一明 先生（横浜市立大学）
座長：瓶井 資弘 先生（愛知医科大学）

座長抄録：
硝子体手術はとても奥の深い手術で、進歩したとはいえ、未完成のところがあります。完成された手術とは、“誰がやっても同じようにできる手術”だと教えられてきました。特定の術者しかできないことを誇っている手術は未完成な手術です。どうしたら誰もができるようになるか、どのように改良するかが課題であり、それに取り組むのが経験を積んだ少し先を歩く者の役割といえます。
過去6年間、“全ての硝子体術者に対し、「教育の場」を提供し、そして参加者全員が楽しめるセミナー”というコンセプトのもと、本セミナーを開きましたが、今年のテーマは『近視の硝子体手術』とさせていただくことになりました。本セミナーでは、硝子体手術が一通りできるようになった若手ドクター、そして、エキスパートドクターそれぞれの観点から、近視眼へのアプローチについて各々の工夫やポイントについてディスカッションいただきたいと思います。
このセミナーを通じて、硝子体手術がより普遍的で完成された手術に近づくとともに、日本全体の硝子体手術が世界レベルであり続けることを期待します。そして、“みんな”の患者さんの眼を救い、明日からの臨床のお役に立てれば幸いです。

演者：

今野 杏美 先生（旭川医科大学）

石川 桂二郎 先生（九州大学）

今井 尚徳 先生（関西医科大学）

馬場 隆之 先生（千葉大学）